初めましてのご挨拶

tsudayen2009-08-23

やあ、皆さんこんにちは。
私只今、夏期休暇中です。いや、本当を申しますとね、暑くてお役に立ちませんので、床下ならぬ机下へうっちゃられて居るところでございます。


かく云うお前は誰かと問わるれば、私ぁ“おかま”で御座います。いえいえ勘違いなさっちゃぁいけませんョ。性別・年齢不詳にございますれば、生国は岩手の鉄器で名高い
とある村、姓は南部、名を釜次郎と申します。
縁あってこちら様、世田谷は成城学園前駅に程近い食事処「つだ」に草鞋(履いておりませんがね)を脱いではや三十年、特技と言っちゃあ湯を沸かしつつぶつぶつと独り言を呟くくらいでございますが、先日それを御店のお嬢に聞かれてしまい、茶釜の呟きこれも一興と、此処に「ぶつぶつ伝」を記すことと相成りました次第でございます。



はてさて、取り敢えずはご厄介になっていますこの御店の紹介でもしておきましょう。まぁここの御亭主、メニューを“目に云う”と書くようなお方ですから、何か一癖有りそう
な....わかる気がしませんか。
ただし料理はなかなかよろしいようで、御客様は満足げなお顔をしていらっしゃいます。特にこう、蒸し蒸しとした暑い日にぁ、御店看板の鯛の冷や汁、これが涼と食欲をそそります。


胡瓜や紫蘇、みょうがにショウガ、、、夏野菜と香草のたっぷり入った冷たい味噌汁に、霜降り造りの鯛をサイの目切り、こいつをごろっと浮かべまして、あつあつの御飯に文字通り“ぶっかけ”にしていただきます。女性でもご飯をお代わりして召し上がるこの冷や汁、 食の細りやすいこの季節にはもってこいの一品でございましょう。またこの御汁を醤油仕立てで麺に絡めてもまたひと味ひねった、通な常連客好みの味になります。
それからあともう一品、鰺丼なんかもよろしいようですね、こいつは、、、おっと、今日はもうお時間ですか、ここからは御店にて、、、えへ。また、あとで。