鯛と菜花の卵とじ

いやはやまったくもって面目ない。
睦月、如月と少々こき使われまして、ちょいとばかりぼけーっとしておりました釜次郎で御座います、はい(反省)
ですが御亭主、もう少しいたわってお使い頂けませんとあっしも「春闘」やってしまいますよ…



それはそうとココだけの話、手前のご主人もそろそろ良いお年になるはずで御座います。とある政治家さんではありませんが「四十五十は洟垂れ小僧」御亭主さすがに洟垂れは卒業したらしいのですが、お年か花粉か、ズルズル言わせているうちにあっしの大好きな「ひな祭り」も終わってしまい、桜もそこまで来ているようで御座います。

そろそろ春の「目に云う」を考えてもらいませんとねぇ。



春ともなれば山菜・筍、といきたいところですが、ここはちょいと趣向を変えまして、春の菜花と鯛はいかがかな。お店一押しの春のお品、「鯛と菜花の卵とじ」をご紹介いたしやしょう。





菜の花と鯛の切り身をだし汁でさっと味付けし、ふわふわ卵でとじてご飯の上へ。淡白な鯛は菜花のほのかな苦みを楽しむには相性抜群。今頃は筍とわかめの煮浸しが小鉢に付いて春の味覚を楽しむにはもってこいですな。