物言えば...

いちじく(無花果) にんじん(人参)

さんしょ(山椒)に しいたけ(椎茸)

ごぼう(牛蒡)に むかご(零余子)

なばな(菜花) やつご(八つ子※)に

くり(栗) とうがん(冬瓜)



.....見事、十品完成で御座います〜♪(さ、寂しい...)

物言えば唇寒し、冬の風、とは云われておりまするが、指先ばかり暖まる携帯げぇむはひとまず置いて、お子達と言葉遊びで過ごされては如何で御座いましょうか。



さてところで、六つで零余子とはこれ何ぞ?実は山芋の子供で、地上に出た蔓に栄養が溜まり生まれ出で、そやつがぽとりと地面に落ちてまた蔓伸ばし、やがて山芋に成長する、という事だそうで。
その小粒の芋共を、脂ののった鴨や豚肉で飯に炊き込むと、ほっくほくの食感に脂の旨味が良く合います香ばしい「むかご飯」と相成ります。

こぉろころと豆のように小振りですが、山の滋養がたっぷり詰まった季節の一品、冬支度にはうってつけ。熱々の味噌汁と一緒に、ぜひお試しあれ。

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調理前のむかご共。