くらだし茶

さてさて、いよいよやってまいりましたなぁ。え、何がですって?そりゃあ ”秋” がで御座います ! 秋を堪能する 季節の目に云う第二弾...と言いたいところですが一寸待った、それより前にお茶屋のビッグイベント「秋のくらだし茶」のお知らせといきやしょう。


ご存知の方もいらっしゃいましょうが、ここは今一度 "蔵出し" なるもののうんちくをば、この釜次郎がお聞かせいたしやす。




え〜....春は早々に芽吹いた "はしり" の新芽、ではなく(笑)五月も半ば、茶の香味をたっぷりとじ込めましたる若葉を摘みとり軽く蒸し、そのまま冷たい "蔵" にて寝かせ、暑い夏の盛りをやりすごし。秋の気配をうっすら感じる頃に取り出す茶葉、火入れをし、仕上げに入り、晴れて「くらだし茶」と銘柄打ってお店にお目見えと相成りまする。

......ふぅ〜...久々の口上はちっとキツい...おっと面目ない。


春の爽やかな新茶の香りとはまた趣の違う豊かなお味。ちなみに火入れをしないままに年を越させ、冬の時期にお出しするのが「生茶」で御座いまして
それはまた頃合いを見てのご紹介。



秋の「くらだし茶」只今入荷中 !! どうぞ皆様、"百聞は一飲の価値あり" で御座いますよ。えへ、そいじゃまた。<釜>